タクシー運転手は大学院生




 



はじめに(本を出版するきっかけ)
 現在、タクシー運転手は一般的に過酷な労働にさいなまれている。自分はその運転手になってみていろいろと気付いたことがいくつかあり、何とか改善しようと思い立った。


第1部
 私は大学院に通っていたが、祖父の死(2005年6月)をきっかけに自立することを求められ、タクシー運転手になったものの、その研修は思ったよりも…
 金閣寺、平安神宮、伏見稲荷、清水寺などへ。


第2部
 念願の初仕事、やった〜長距離でた、その筋の息子、学園祭、家族旅行、嵐山とトロッコ列車、スーさんケンちゃん、孤独との戦い、もうすぐクリスマスなど…


第3部
 お正月、祖父の存在、せまりくる大学院の論文締め切り、観光資格A・B、博士後期課程受験、卒業シーズン到来、刑事事件など…


第4部
 最後の乗務、卒業式、いい日旅立ち…
 考察1(社会的地位)・2(規制緩和)・3(稼働台数)・4(低賃金を是正するには)


あとがき
 私は約半年間の乗務でしたが、警察沙汰やいくつかの偶然で、こんなことが本当に起きるのかと思うくらいに、今思えばかなり面白い体験の連続でした。これがすべて実話だから面白いのだと思います。
 学術的にも、なかなか表に出ない資料もありますから、是非いろんな人に読んでもらえるとありがたいです。これで1500円は安いと思いますよ。
 あと、今回お世話になったヤサカグループ洛陽交運のみなさんへ心から感謝致します。

洛陽交運(株) yasaka group
                 
  
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